☺︎

 

 

小学生の頃のわたしは

 

なぜあんなに足に傷が出来るのだろうと

 

大人たちを見てひどく残念に思った記憶がある

 

 

 

 

 

16歳半ば、大人に少し近づいて来た頃

 

左足の甲に火傷の傷跡のようなものができた

 

 

 

始めは鱗みたいで気持ち悪いと思ったが

 

いつからか嫌なことがあるたびに

 

傷に爪を立てるようになり

 

 

いつからか傷は足の甲だけではなくなっていた

 

 

本当に汚い足をしていて

 

ひどく辛い気持ちになった

 

 

 

 

小学生のわたしが見ていた

 

傷だらけの足の大人になってしまった

 

 

 

 

嫌なことがあればシャワーを強にして

 

傷に押し当てた

 

 

嫌なことがあれば右足で左足の甲を

 

踏みつけた

 

 

 

 

 

どんどんと自分の身体も行動も

 

醜くなっているのがわかった

 

 

 

 

性格も醜いのだから助かる道がない

 

 

 

足が太いなんて知ってるんだけど

 

 

 

毎日ストレスがたまっていくばかりで

 

わたしはストレスを溜めないことが取り柄で

 

わたしは、小学生のわたしは、

 

 

大人になってもずっとストレスと

 

上手に付き合っていけるんだと思っていた

 

 

 

 

みんなも苦しいことは分かるし、

 

どちらかといえばみんなの方が

 

苦しいのかもしれないけど

 

 

 

休めば外見に傷がつき、

 

休まなければ内面に傷がつく

 

 

 

 

内面の傷に比例していくように

 

足の傷の数は増え、痛みを伴う

 

 

 

 

こんなことは誰のためにもならないし

 

自分で自分の首を絞めているようなものだと

 

 

本当に分かっているのに

 

 

無駄に弱くなっていく精神論だけが

 

残って、

 

 

 

わたしは どんどん

 

わたしではなくなっていく

 

 

 

 

 

先輩に会いたいと思う

 

 

先輩はわたしに会いたくなくても

 

私は会いたい

 

 

 

 

何をしても楽しくない

 

色のつかない毎日の中で

 

傷を隠しながら

 

気丈に生きていかなけれならない

 

 

 

 

大人になると言うのはこう言うこと

 

なんだろうか

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